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- 今話題のオンライン教育とは?3つのタイプと「メリット・デメリット」について
- オンライン教育を最適化する「4つのツール」とは?
- 使うならコレ!コスパ抜群のオンライン教育サービス5選
オンライン教育って情報が少なくてよく分からないですよね。
「オンライン教育って?」
「どんな特徴があるの??」
…と気になる方も多いのではないでしょうか。
この記事では、
オンライン教育の概要とメリット・デメリットについてお伝えしていきます。
この記事を読めば、自分にあったオンライン授業を選べるようになります。
どのオンライン授業を受ければいいのか不安な人はぜひ読み進めてください。
Contents
オンライン授業の3つのタイプ
インターネットを通じて行う、遠隔授業のこと。
米ハーバード大学などの有名機関が取り入れたのを皮切りに、日本を含む世界中で導入されるようになった。
近年、新型コロナウイルスによる学校閉鎖などによって、オンライン授業が注目されています。
オンライン授業には、3つのタイプがあるのをご存知でしょうか?
- 録画型
- 配信型
- 個別指導型
上記の3つのタイプがあり、それぞれに特徴があります。
それぞれの特徴は、以下の通りです。
- 録画型→録画した授業を視聴
- 配信型→リアルタイムで「大衆向け授業」を受ける
- 個別指導型→リアルタイムで「個別指導」を受ける
上記のような特徴があります。
ひとえにオンライン授業と言っても、それぞれ学習方法が異なるのです。
ここからは、オンライン授業の3つのタイプについて、詳しく解説していきます。
録画型…録画した授業を視聴
録画型は、録画した授業を視聴するタイプです。
塾や予備校の授業、企業の社員教育プログラムなどで採用されています。
・スタディサプリ
・学研プライムゼミ
・ディアロオンライン
録画型のメリット・デメリットは、それぞれ5つずつあります。
- 自分のペースで、好きな時間に勉強できる
- 動画を巻き戻せるので、分からない箇所を重点的に学べる
- 集中できる
- 値段が安い
- 有名な先生に教えてもらえる
まずは、上記の5つのメリットがあります。
学校の授業では、「ペース」が決まっているので、自分が理解できなくても授業を止めることはできません。
しかし、録画型なら「授業を一時停止」したり、「巻き戻して再学習する」ことができるのです。
また、実力のある有名な先生に安く教えてもらえるのも特徴です。
- 双方向コミュニケーションが取れない
- 講師に質問できない
- 監視の目がない
- 勉強のペースが分からない
- 周りの大人の理解を得難い
デメリットとしては上記の5つがあり、「講師に質問できない」ことが難点です。
何度も繰り返し学習できますが、分からない事を全て調べていると、結果的に非効率な学習になってしまう可能性があります。
また、周囲の雑音は排除できますが、監視の目がなくなるので授業に集中できない方もいます。
もし集中できないのであれば、図書館やカフェでイヤホンを装着して授業を受けるのがオススメです。
配信型…リアルタイムで大衆向け授業を受ける
配信型は、リアルタイムで「大衆向け」授業を受けるタイプです。
高校や大学のオンライン授業、企業のWeb会議で多く採用されています。
・各学校のオンライン授業
・Fitオンラインゼミ
配信型のメリット・デメリットは、それぞれ3つずつあります。
- 講師に質問できる
- 周りの理解度を確認できる
- お互いの顔が確認できる
上記の3つのメリットがあり、周りと同じペースで授業を進められるのが強みです。
お互いの顔を見ながら授業ができるので、学校と同じような安心感もあります。
また、配信型では「チャット機能」が使えます。
授業中、講師と生徒がやり取りできるテキスト機能。
他の学生から見られないように「1対1のチャット」もできるので、大勢の前で質問するコミュニケーション能力を必要としない。
学校の授業では、大勢の前で質問するためにコミュニケーション能力が求められます。
しかし、チャット機能を使えば、授業中でも気軽に質問できるのです。
- 配信時間が決まっている
- 部屋の中が見えてしまう
- 参加者全員の「安定した通信環境」が必要になる
デメリットとしては上記の3つがあり、配信時間を他の学生と合わせないといけないのが難点です。
また、安定した通信環境が必要です。
なぜなら、音声や映像が途切れてしまうと、授業が止まってしまうからです。
安定した通信環境は、快適に授業を受けられるという強みになります。
オンラインアプリの「ZOOM」では、バーチャル背景(お好みの背景素材)を設定できます。
部屋の中を映さずに授業を受けられるので、活用しましょう。
個別指導型…リアルタイムで個別指導を受ける
個別指導型は、リアルタイムで「個別指導」を受けるタイプです。
塾や予備校の授業で、多く採用されています。
・Z会
・WEB個
・メガスタディ
個別指導型のメリット・デメリットは、それぞれ3つずつあります。
- 講師に質問できる
- 自分がわからない箇所を重点的に学べる
- 集中しやすい
上記の3つのメリットがあります。
マンツーマンなので、自分がわからない箇所を重点的に学べます。
また、他の学生にペースを合わせる必要がないので、集中しやすいのも特徴です。
- 授業料が高い
- 他の生徒の授業ペースがわからない
- ライバルと切磋琢磨しにくい
デメリットとしては上記の3つがあります。
講師1人あたりの生徒数が少ないので、配信型よりも約3〜6倍ほど「授業料が高い」傾向にあります。
また、ライバルと切磋琢磨しにくいので、モチベーションを維持するのが大変です。
モチベーションを維持するために、必ず目標を設定し、自分の成長を確認しながら勉強しましょう。
オンライン授業を受けるメリット
- 場所にとらわれない
- 高いレベルの授業が受けられる
- 自分の生活リズムに合わせて時間が選べる
- 誰でも授業が受けられる
上記の4つのメリットがあります。
ここからは、オンライン授業を受けるメリットについて、詳しく解説していきます。
場所にとらわれない
オンライン授業では、場所にとらわれないのがメリットです。
ネット環境さえ整っていれば、どこにいても授業が受けられます。
具体的なメリットは、大きく3つです。
- 移動時間を節約できる
- 予期せぬ災害にも対応できる
- 自分が一番集中できる環境を選べる
上記の3つのメリットがあります。
節約した時間を勉強時間に充てられるので、成績向上が望めます。
また、新型コロナウイルスのような「予期せぬ災害」が起こっても、変わらず授業を受けられるのも強みです。
2411名の中高生を対象にした「自粛期間中の学習方法」の調査では、約68%の方がオンライン授業を活用していたという結果が出ています。
高いレベルの授業が受けられる
高いレベルの授業が受けられるのもメリットです。
日本では、教育格差が問題になっています。
生まれ育った環境により生まれる、受けられる教育レベルの格差。
発生理由としては、「貧困」「地域」などがある。
様々な理由から、満足な教育を受けられない方もいます。
満足な教育を受けられる環境にいないと、たとえ勉強を頑張ったとしても、将来高いレベルの授業を受けられない可能性があります。
しかし、オンライン教育なら実力のある「有名講師」による高いレベルの授業を受けられるのです。
スタディサプリやZ会など、有名講師から学べます。
自分の生活リズムに合わせて時間が選べる
自分の生活リズムに合わせて時間が選べるのもメリットです。
「録画型」や「配信型」では、他の学生とスケジュールを合わせる必要がありません。
朝に弱い方は昼から授業を受けられますし、アルバイトや実家の手伝いがある方はシフトを自由に組みやすいです。
また、社会人の方であれば「仕事の休憩中」「寝る前の30分」というように、自分の生活リズムに合わせて授業を受けられます。
総務省の平成29年度調査によると、25〜34歳の社会人の平均学習時間(学業、自己啓発など)は「1日4分」という結果が出ています。
あくまで平均時間ですが、仕事以外で学ぶ機会が少ないのが現状です。
オンライン授業を積極的に活用して、自己成長に繋げましょう。
誰でも授業が受けられる
誰でも授業が受けられるのもメリットです。
「学校を退学している方」「病気で入院している方」など、学校に通うのがむずかしい方でも、授業が受けられます。
また、オンライン授業は、社会人の「リカレント教育」にも役立ちます。
高校や大学を卒業した社会人が、新たなことを学ぶため再度教育機関に入り直して学ぶ教育体制のこと。
スウェーデン発祥であり、1970年代にOECD(経済協力機構)で取り上げられて以降、国際的に採用されている。
オンライン授業は、誰でも自分の目的に合わせて好きな授業が受けられるのです。
オンライン授業を受けるデメリット
- 教師の熱意が伝わりにくい
- 周りの雰囲気が掴みにくい
- 授業の質が通信環境の影響を受けやすい
上記の3つのデメリットがあり、対処法を知っておくのが大事です。
ここからは、オンライン授業を受ける3つのデメリットについて、詳しく解説していきます。
教師の熱意が伝わりにくい
オンライン授業では、教師の熱意が伝わりにくいのがデメリットです。
学校や塾での対面授業とは違い、淡々と要点だけを説明しているように見えてしまいます。
とはいえ、相槌を打つ必要がないので、授業に集中することができます。
モチベーション管理をして、成績向上につなげましょう。
オンライン授業の場合、液晶画面を長時間見続けることで、視力低下が懸念されます。
視力低下を防ぐために「PCメガネ」をかけましょう。
長時間授業を受ける場合、ブルーライトカット率40%以上のPCメガネがおすすめです。
周りの雰囲気が掴みにくい(自分の理解度を他の人と比較することができない)
周りの雰囲気が掴みにくいのもデメリットです。
自分の理解度を他の人と比較することができないので、相対的な自分の成績を知ることができません。
他の人と比較することができないので、目標に対する進捗を確認しながら進めるのが大事です。
また、LINEなどのツールを使えば他の人と連絡できるので、モチベーションを保ちながら授業を進めましょう。
授業の質が通信環境の影響を受けやすい
授業の質が通信環境の影響を受けやすいのもデメリットです。
通信環境が悪い場所では、画面がカクカクしたり、映像が途切れてしまう可能性があります。
オンライン授業では、安定した通信環境が必要です。
家族内でテレワークをする人が増えると、通信速度が遅くなる可能性があります。
安定した通信速度を保つコツは、「どの時間帯は誰が使うのか」を事前に話し合うことです。
アクセスの集中を防ぎましょう。
オンライン授業を受けるために必要なもの
- ソフトと電子機器
- 安定した通信環境
- イヤホン
- マイク(個別指導型のみ)
上記の4つがあれば、オンライン授業をスムーズに受けられます。
ここからは、オンライン授業を受けるために必要な4つのツールについて、詳しく解説していきます。
ソフトや電子機器は必要
オンライン授業を受けるには、ソフトや電子機器が必要です。
ソフトとしては「LMS(学習管理システム:Learning Management System)」を使います。
eラーニング(ネットを使った学習形態)に必要なシステム。
「学習教材の配信」「成績の管理」などをまとめて行う。
LMSがあれば、手軽にオンライン授業を実現できます。
受講者はシステムにログインするだけなので、簡単な設定作業をするのみです。
また、電子機器としては、「スマホ」「パソコン」「タブレット」などが必要です。
オンライン授業に最適な機器を、選びましょう。
電子機器はタブレットがオススメ
電子機器は「タブレット」がオススメです。
タブレットがオススメな理由は、大きく3つです。
- 軽い
- 画面が大きい
- 持ち運びが簡単
上記の3つの理由から、オンライン授業にはタブレットをオススメします。
スマホはお手軽ですが、画面が小さいので板書などを見るのに不便です。
パソコンは画面が大きいですが、持ち運びの手間があります。
タブレットは、「軽さ」「画面の大きさ」「持ち運びの簡単さ」の3つの強みをすべて備えているので、オンライン授業に最適なのです。
安定した通信環境
オンライン授業には「安定した通信環境」も必要です。
なぜなら、通信が不安定だと、画面がカクカクしてストレスを感じてしまうからです。
地域や時間帯によっては、電波が入りにくい場合があります。
電波が入りにくい場合の対処法は、以下の3つです。
- 電波を繋ぎ直す
- 通信機器を体から離してみる
- 窓際、もしくは高い位置で作業する
上記の3つの対処法があります。
Wi-Fiを使っている場合、電源ではなく「通信のみをオフ」にして、数秒経ってからオンにしましょう。
また、電波は「人間の体」や「建物の壁」に干渉して弱まりやすいです。
通信機器を体から離したり、窓際などに移動することで、電波が入りやすくなります。
イヤホン
オンライン授業には「イヤホン」も必要です。
イヤホンが必要な理由は、大きく3つです。
- 周囲への配慮
- 相手の声が聞き取りやすくなる
- 周囲の雑音を排除して、授業に集中できる
上記の3つの理由から、オンライン授業ではイヤホンが必要です。
受ける場所を自由に選べる反面、周囲への配慮が必要になります。
また、イヤホンがあれば相手の声が聞き取りやすくなるので、授業に集中できるのです。
イヤホンジャックに直接接続するタイプには「音切れ問題」があります。
音切れが心配な方は、ノイズや音質に強い「Bluetoothタイプ」「USB接続タイプ」のどちらかを使いましょう。
会話をする(個別指導型)ならマイクがあると授業がスムーズに
会話をする(個別指導型)なら、「マイク」があると授業がスムーズになります。
なぜなら、マイクを使えばお互いの声がクリアに聞こえるからです。
余分な聞き返しや滞りが解消されるため、ストレスなく授業を進められます。
PCに標準搭載されているマイクでは、タイピング音や生活音を拾ってしまう可能性があります。
マイクは「外付けタイプ」「イヤホン一体型タイプ」のどちらかを使いましょう。
オンライン教育が受けられるサービスまとめ
オンライン教育が受けられるサービスは、小学生向けから社会人向けまで幅広い教材があります。
具体的な教材は、大きく5つです。
- 現代に生きる子どもの心理学
- 微積分2020
- 電子回路2020
- 避けたい英語2020
- [UCI]ミクロ経済学 基礎
上記の5つの教材があり、多分野の授業が展開されているのが特徴です。
世界的に活躍している専門家が、基礎から応用までわかりやすく解説してくれます。
ここからは、具体的なオンライン教育が受けられるサービスについて、詳しく解説していきます。
小学生向け:「現代に生きる子どもの心理学」
小学生向けのおすすめサービスは、以下の通りです。
タイプ | 値段 | 学習時間 | |
現代に生きる子どもの心理学 | 録画型 | 無料 | 8時間 |
上記のサービスが人気です。
特徴としては、乳幼児の発達心理学、応用行動分析学の最新知見を学べます。
小学生向けの教材は、基礎科目に加えて教育心理学などの専門分野も学べるのです。
教育に必要な科目を総合的に学べるのが特徴です。
中高校生向け:「微積分2020」「電子回路2020」
中高校生向けのおすすめサービスは、大きく2つです。
タイプ | 値段 | 学習時間 | |
微積分 2020 |
録画型 | 無料 | 8時間 |
電子回路2020 | 録画型 | 無料 | 6時間 |
上記の2つのサービスが特に人気です。
微積分2020は、微積分の基礎を理解し、簡単な数理モデルが解けるようになります。
電子回路2020は、電子回路の基礎を理解できます。
基礎からわかりやすく解説しているのが特徴です。
大学生や社会人向け:「避けたい英語2020」「ミクロ経済学 基礎」
大学生や社会人向けのおすすめサービスは、大きく2つです。
タイプ | 値段 | 学習時間 | |
避けたい英語2020 | 録画型 | 無料 | 10〜12時間 |
[UCI]ミクロ経済学 基礎 | 録画型 | 無料 | 5時間 |
上記の2つのサービスが特に人気です。
避けたい英語2020は、ビジネスや学会の場で使用できる英語が身につきます。
[UCI]ミクロ経済学基礎は、大学入門レベルのミクロ経済学を理解できます。英語や経済学の他にも、「心理学」「機械学習」「ブロックチェーン」など、幅広い分野を学べるのが魅力です。
まとめ:オンライン授業は時間と場所にとらわれない学習形態!
最後になりましたが、オンライン授業には「録画型」「配信型」「個別指導型」の3タイプがあります。
メリットとデメリットは、以下の通りです。
- 場所にとらわれない
- 高いレベルの授業が受けられる
- 自分の生活リズムに合わせて時間が選べる
- 誰でも授業が受けられる
- 教師の熱意が伝わりにくい
- 周りの雰囲気が掴みにくい
- 授業の質が通信環境の影響を受けやすい
上記のメリット・デメリットがあります。
オンライン授業では、通信環境によって授業の質が左右されてしまうので、安定した通信環境が大切です。
アクセスの集中を防ぐことで、快適なオンライン授業を実現できます。
オンライン授業を使って、高いレベルの授業を、自分の生活リズムに合わせて学んでみましょう。